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自家培養骨膜移植について

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2019.07.09

近年「再生医療」という言葉は度々トピックになります。

日本再生医療学会によれば、再生医療とは「機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対して、細胞を積極的に利用して、その機能の再生をはかるもの」だそうです。

歯科の分野では特に歯槽骨、歯の周りの骨がその対象になることが多いです。

歯周病、またはなんらかの原因で歯を失うことによって歯槽骨はなくなってしまいます。ですので、その歯槽骨を再生させる必要があるのです。

私は約10年前より新潟大学でこの「再生医療」の研究に携わっており、現在は埼玉県坂戸市にあるコージンバイオ株式会社様(http://www.kohjin-bio.jp/)と共同研究を行っております。実際に新潟大学では「自家培養骨膜」を用いた歯槽骨の再生医療を100例以上行っており、現在はその治療を他施設で行えるようにコージンバイオ様と連携を組み進めております。

 

 

インプラント治療とは歯が失ったところにチタン製の人工歯根を埋め込んで、その上に歯をつくる治療ですが、歯を失うことによって周りの歯槽骨を失うことがほとんどです。よってインプラント治療を行うケースのほとんどが多かれ少なかれ歯槽骨を再生させなければいけないのです。そしてこの歯槽骨の再生治療というのは実は非常に難しい治療になります。

もし歯槽骨が不足しているためにインプラント治療が行えないという方がいらっしゃったらぜひ一度当院にご相談ください。

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当院のインプラントの特色について



 
監修記事
小川 信Ogawa Shin
医療法人社団 新成会 理事長。歯科医師。日本口腔外科学会 口腔外科認定医、日本口腔インプラント学会 所属、日本顎顔面インプラント学会 所属、厚生労働省指定臨床研修指導歯科医として、多岐にわたるインプラント治療を行う。新潟大学医歯学総合病院の口腔外科やインプラント治療部門で長く研究や臨床に携わっており、「患者さんができるだけ長い間、QOLが高い状態で過ごせるよう、そのライフスタイルに寄り添った歯科治療を提供したい」という想いで、日々の治療にあたっている。