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1Day インプラントのデメリット

ブログ

2025.02.17

 久しぶりのブログになります。本日は「1Dayインプラント」について書いてみたいと思います。最近当院でもお問い合わせが多い「1Dayインプラント」ですが、ChatGPTに尋ねてみたところ以下のような回答でした。
 「1Dayインプラント」は、インプラント治療の一つの方法で、1日でインプラントの埋入から仮歯の装着までを完了させる治療法です。通常、インプラント治療は複数回の通院を必要としますが、「1Dayインプラント」では、手術から仮歯までを同日に行い、最短の時間で機能的な歯を得られるという特徴があります。一般的に、「1Dayインプラント」の治療は、以下のステップで行われます:
  1. 診察と検査:口腔内やレントゲン検査を行い、インプラントを埋める位置を決めます。
  2. インプラント埋入手術:インプラントを顎の骨に埋め込みます。
  3. 仮歯の装着:インプラントが安定するまでの間に仮歯を取り付け、見た目や機能を確保します。
  4. その後の治療:インプラントが骨としっかり結合するのを待つ期間(通常数ヶ月)があり、その後、最終的な被せ物が取り付けられます。

この方法の利点として、即日で仮歯が装着できるため、見た目が気になる方にとって大きなメリットです。しかし、すべてのケースに適応できるわけではなく、顎の骨の状態や全身的な健康状態などが治療の可否に影響します。

 

 さてこの「1Dayインプラント」を私も行うことがあるのですが、治療を行うかどうかは慎重に考えなければいけません。私が考えるこの治療法の一番のデメリットは「噛む力によって早期に埋め込んだインプラントが取れて(脱落して)しまうことがある」ということです。特に奥歯は噛む力が強いため、顎の骨の状態やその他の残っている歯の状態があまり良くない場合、また噛む力が強い場合などは避ける方が無難なケースは多いです。
 また顎骨の状態によっては一度骨を造成する治療を行わないとそもそもインプラント治療を行えない場合もあります。そのようなケースで「1Dayインプラント」を行うと後々インプラントが取れてしまったり、汚れがたまりやすかったり、または見た目が自然でない歯ができあがってしまうので、まずは骨を造成する手術を行い数か月後にインプラント手術を行うこととなります。
 「1Dayインプラント」は治療の技術ももちろん必要ですが、そもそも行うべきかどうかを慎重に判断する診断力が求められます。またリスクを伴う方法なので、患者様とよく相談したうえで行うべき治療だとも思います。今回色々調べていてメリットばかりが強調され過ぎている説明を目にすることがありましたので、デメリットに焦点を当ててみました。とはいえ素晴らしい治療の一つであることに間違いはないので、当院では今後も必要があれば行っていきたいと思います。


 
監修記事
小川 信Ogawa Shin
医療法人社団 新成会 理事長。歯科医師。日本口腔外科学会 認定医、日本口腔インプラント学会 専門医、日本顎顔面インプラント学会 専門医、厚生労働省指定臨床研修指導歯科医として、多岐にわたるインプラント治療を行う。新潟大学医歯学総合病院の口腔外科やインプラント治療部門で長く研究や臨床に携わっており、「患者さんができるだけ長い間、QOLが高い状態で過ごせるよう、そのライフスタイルに寄り添った歯科治療を提供したい」という想いで、日々の治療にあたっている。